従軍慰安婦が高額な賃金によって募集された人達ではなく、強制連行された人達であったと言う証拠は、元慰安婦たちの証言以外にはない。その証言を聞くと、洋公主と勘違いしている可能性が!?
IWG最終報告書とは、米国政府によるドイツと日本の戦争犯罪に関する大規模な調査のことで、米政府がクリントン、ブッシュ両政権下で8年の期間と30億円の費用をかけて調べた結果を「ナチス戦争犯罪と日本帝国政府の記録の各省庁作業班(IWG)アメリカ議会あて最終報告」というタイトルで、2007年4月に公表されたものである。
そこでは、アメリカ政府の各関連省庁や軍部が「日本軍の慰安婦に関する戦争犯罪や女性の組織的な奴隷化に関連する文書」も探し出そうとしたが、ただの1点も発見されなかったのである。
調査対象となった未公開や秘密の公式文書は計850万ページで、そのうち14万2千ページが日本の戦争犯罪にかかわる文書だった。
それを調べる際に、「いわゆる慰安婦プログラム=日本軍統治地域女性の性的目的のための組織的奴隷化」にかかわる文書の発見と報告が指示されていたが、捕虜虐待などは見つかったが慰安婦関連は皆無だった。
調査を促した在米中国系組織「世界抗日戦争史実維護連合会」の名をあげ「こうした結果になったことは残念だ」と記している。
IWGは米専門家6人による日本部分の追加論文も発表した。論文は慰安婦問題について「戦争中、米軍は日本の慰安婦制度を国内で合法だった売春制の延長だとみていた」としている。